2009/11/14 「オフィスの”縁”と会社の”縁”」
先日、オフィス移転をした。
会社ももう3期を終え、
1才の赤ん坊から、3才の言葉をしゃべるような時期になっている。
私には娘がいるので、ちょうど娘と同じ時期に会社が誕生したので、双子のようなものだ。
当時は二つ同時に誕生して、生活はてんやわんやだったが、それでもいまは落ち着いている。
この1ヶ月オフィス移転という、初めての、少し大仕事を終えて、
今はほっとしているが、私はかなり本を読むので、未だに開けていない段ボールがたくさんある。
3期という時期と、オフィス移転の意味について考えていた。
以前のオフィスは「ソフィアビル」だった。
そして今回のオフィスは「コスモス21」だ。
数十件の物件の中から選んでいるのだが、
まったく意図したわけではなかった。パートナーと共に選んだからだ。
果たして、この名前は偶然だろうか。
ソフィア(知恵) → コスモス(宇宙)
社名を決める時にもかなり考えた。
サイバーアドベンチャーという、
バーチャルリアリティや仮想空間などのサイバー空間への
新しい冒険を意味して名付けた。
仮想世界はまた、新しい冒険の世界に入ったと思ったからだ。
これまで幾度の探検家が挑戦し、その波はやってきては消え、やってきては消えた。
冒険とは、リスクに立ち向かうことだ。
そして未踏の地を探し、誰も見たことのない世界を発見する。
コロンブスしかり、探検家しかり、ライト兄弟ら、歴史の人物はみな冒険家だ。
しかし、冒険とは多大なリスクがつきまとう。
人間の歴史はそのリスクをいかに最小限にするか、その歴史と言ってもいいが、
冒険とは単なる遊びではなく、命をかけた遊びだ。
その意味では、会社と同じだ。
命をかけた、人生を賭けた冒険、それがベンチャー企業というものではないだろうか。
セカンドライフをバーチャルリアリティのコンテンツと位置づけ、
それを中心に進めてきたが、オフィス移転によって、そのビル名によって、奇しくも、
会社の意味を問われているのではないだろうか。
ソフィア(知恵)からコスモス(宇宙)への転換。
オフィスによってもたらされた環境の変化、意味。
それらはこれから明らかになるだろう。
しかし、会社と人間の一生が縁との連続であり、
それらが偶然でないとすれば、このオフィスとの縁も偶然ではないだろう。
今までは仮想空間の「知恵」を伝えてきた。
これからは仮想空間の「宇宙」を伝えるべきなのだろうか。